肥厚性幽門狭窄症で8ヶ月まで首がすわらなかった息子。今はすっかり元気に。以来、育児と趣味と節約を兼ねたものづくりの日々。元気いっぱいの息子と作ったいろんなものをご紹介!また、息子の病気の話や乳頭混乱克服の軌跡、育児ノウハウも発信中。
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今回は、作品紹介はお休みして、
新生児家庭訪問前後の話を書きたいと思います。
よろしくおつきあいください。
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無料の新生児家庭訪問は、
経過報告の電話の6日後、7月の下旬にあった。

その6日の間に、
おっぱいを一回で65㏄飲んでくれたことが
一回だけあった。
単純な私は、
『電話の看護師さんのいう通り、
 おっぱいは大丈夫なのかもしれない』
そう思った。

ただ、新生児家庭訪問の前の二日間、
うんちが出なかったことは心配だった。
それまでで、一日出なかったことはたったの2回。
ほぼ毎日、うんちは出ていたのだ。
しかし、家庭訪問の直前。
大量のうんちが出て、安心した。

来てくれたのは 年配の看護師さんだった。
息子の体重は3605gになっていた。
電話での経過報告の前日と比べて170g増えたわけで、
一日当たり24gの増加である。
「順調に増えてますね」
看護師さんはそういったが、私は『あれ?』と思った。
ミルクの量を増やした直後は
一日当たり40g増えていたのに、
この一週間は一日24gしか増えていなかったのだ。
「ここのところ暑かったせいもあると思いますよ。
 それに体重が増えてくれば、その体重を維持するのにも
 カロリーを使いますから」
看護師さんはそう言った。

うんちが2日間出なかったことも話した。
すると、
「月齢があがってくると、まとめてするようになるんですよ」
と言われた。

生後1週間~1ヶ月」に記した気になることも話した。
そしてしこりのこと、ミルクの足し方についても確認した。
しかし、
「病院の方できちんと診てもらったわけですし、
 私がこう見ていても、とても元気な赤ちゃんです。
 心配いりませんよ。
 しこりは授乳中に、赤ちゃんの手やほっぺで
 ちょっと乳房を圧迫しただけでもできることがあります。
 なるべく触らせないで授乳するようにしてみてください。
 ミルクの足し方は、病院の指示通りにしてください。
 ほしがるようなら、もっとミルクをあげていいですよ」
と言われた。

『電話の看護師さんと同じことを言う。
 やっぱり、病院の看護師さんの言ったことは
 間違ってなかったのか』
私はそう思い込んだ。
そしてこの新生児家庭訪問で来た看護師さんの指示も
そのまま実行してしまった。

まず授乳のスタイルだが、
息子はいつもまるでしがみつくかのように、
痛いくらい乳房をギュッとつかんでいた。
そこで乳房を触らせないために、
タオルで息子の身体を腕ごとぐるぐる巻きにして
抱くようにした。

ミルクも指示通り足し続けた。

すると・・・
当然のことながら、おっぱいはどんどん
飲んでもらえなくなっていった。
一回に飲めるのは、20cc前後。
どんなによいときでも35cc~40ccだった。
それにともない、しこりもどんどん増えていった。

そして、そのしこりの増加に反して、
息子の体重の増えは悪くなる一方であった。

新生児家庭訪問のときに3605gだったが、
一週間後は3750g。
145gの増えで、一日あたり18gの増加。

2日後にまたはかると、3760g。
2日でたった10gしか増えていない。

その翌日は3775g。
1日で15gの増え。

うんちは4~5日に一度というリズムになった。

そして。
8月6日の朝5:00、
私のおっぱいはとうとう岩と化したのだ。

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息子はギュッとされるのが嫌いです。
母としてはかわいさのあまり、
ギュッと抱きしめたくなるのが常ですが、
もうすぐ3歳になる今も、抱きしめると大声をはりあげ、
全力で逃げようとします。

そんな息子を、タオルでぐるぐる巻きにして
授乳をしていた。

右・左・右・左と5分ずつ、
計20分で切り上げる授乳も
息子はさぞかし不満だったでしょう。
しかしタオルでぐるぐる巻きにしての授乳は、
どれほどイヤだったことか。
おっぱいがイヤになるのも当然ですよね。

またこの頃、フットボール抱きでの授乳を
嫌がるようにもなっていました。
体勢がイヤだったのかもしれません。
フットボール抱きだとおっぱいがたくさん出てしまうので、
そんなに飲めないと言っていたのかもしれません。
どちらにせよ授乳というのは、時間もスタイルも、
赤ちゃんがのぞむ形でするのが一番だと思います。

息子が生後3ヶ月で乳頭混乱を起こしたとき、
日本ラクテーション・コンサルタント協会
(NPO法人)に参加している小児科医の先生に
「おっぱいさがし」という方法を教えていただきました。
赤ちゃんも自分も上半身裸になって、ゆったりとイスに座ります。
赤ちゃんの顔を自分の肩のところにくるように縦に抱っこします。
すると、不思議なことに赤ちゃんは自分からずりずりと動き出し、
乳首に吸い付くのです。


おっぱいを吸ってもらうことも大切ですが、
この「おっぱいさがし」はスキンシップにもなります。
うまくいかなくても無駄にはなりません。
ぜひ、お風呂上りにでも試してみてください。
今回は、作品紹介はお休みして、
経過報告前後の話を書きたいと思います。
よろしくおつきあいください。
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一ヶ月健診の後、疑問に感じながらも、
病院で言われたことだからと、
授乳のたびにミルクを50㏄足すことにした。
それまでは一日合計200㏄程度だったミルクを、
一日合計400㏄程度。
かつての倍の量を与えるようになったわけだ。
そして、ミルクに反し、
おっぱいに割く時間は半分以下となった。

健診から6日後、息子の体重は3435gになった。
240g増えたわけで、一日当たり40gの増加である。

次の日、私は看護士さんに経過報告の電話を入れた。
ところが、担当の看護士さんが席をはずしており、
戻り次第、折り返しかけてくれるという。

いったん電話を切り、待っていると
2、30分ほどして電話が鳴った。
出ると病院からであったが、担当の看護士さんではない。
担当の者が手がはなせないため、
かわりに話をきいてくれるという。
私は少し変・・・というか、納得いかない気持ち、
何やら胸騒ぎのようなものを感じた。
が、仕方がない。
健診で言われたこと、息子の体重のことを説明した。
すると、
「それだけ増えていれば、心配ありません。もう大丈夫です」
明るい調子でそう言われた。

「もう大丈夫」という言葉を聞き、私は喜んだ。
てっきりミルクを減らしていいと思ったのだ。
だからすぐに「それじゃあ、ミルクはもう・・・」といいかけた。
しかし、電話の向こうの看護士さんは、こう言った。
「今のまま、足してください」
「・・・え?もう大丈夫なのに、今のまま足すんですか?」
「ええ。おっぱいの方は大丈夫です。
 ミルクを足すのを必ず授乳後にしていれば、
 ダメになることはありませんから。
 もう少し体重が増え、赤ちゃんに吸う力がでてきたら、
 自然とおっぱいもたくさん飲めるようになりますよ。
 そのためにも、ミルクを今のまま、足しましょう」
「じゃあ、また一週間後に報告の電話をすれば
 いいですか?」
「いいえ、その必要はありません。
 もしまた、体重が増えなくなったら連絡ください」

『それじゃあ、ミルクはどのタイミングで減らせばいいの?』

『赤ちゃんの体重さえ増えたら、おっぱいが自然と
 たくさん飲めるようになるなんて、本当なの?』

私は強い疑いの気持ちを持ちながらも、
病院の指示ということで、従わざるを得なかった。

ほんの2週間前、
生後1ヶ月まであと4日・3日というとき、
一回で飲めるおっぱいの量が最大60㏄を超えて喜んだ。
しかしその後、ミルクを増やし、
おっぱいの時間を減らした結果、
どんなに飲めても40~50㏄となってしまっていた。

そしておっぱいにしこりができるようにもなった。

ひょっとしたら、完全母乳どころか、
このまま完全ミルクになってしまうのではないか。
そんな不安が高まっていった。

この時点で母乳相談室に駆け込もうかとも思ったが、
病院の看護士さんに「もう大丈夫」と言われ、
今後の指導も受けたばかり。
また、正直、母乳相談室は料金が高いと感じていた。
そこで、無料の新生児家庭訪問を
待ってからにしようと考えた。

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私が出産した病院は、「母乳育児を支援します!」と
大々的にうたっていたので、
「そこの看護師さんがいうのだから間違いない」
と思いこんでいました。
しかし、前にも書いた通り、病院の看護師さんは
母乳専門の方とは限りません。
もし可能なら、
「マッサージ法とかも教えていただけるような、
 母乳に詳しい看護師さんはいませんか?」
と聞いてみるのがいいと
思います。

もしそれで該当する看護師さんがいないようなら、
早い段階で、他の病院の母乳外来なり、
母乳相談室なりに行くことをお勧めします。

料金の負担が厳しいようなら、1度だけでもいいのです。
そこで、自分の母乳の状態についてしっかり教えてもらい、
アドバイスをもらうことです。

そうでないと、
時間やお金を無駄にするどころか、
乳腺炎になったり、
母乳をあきらめざるを得なくなったり、
ときには重大な病気を見落とすことになったりします。

どうか今後、どこかのママさんとお子さんが、
私たちのように半年以上も苦しむようなことが
ありませんように。
今回は、作品紹介はお休みして、
息子の1ヶ月健診の話を書きたいと思います。
よろしくおつきあいください。
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1ヶ月健診には私が息子を連れて病院に行き、
そこで主人と合流した。
待合室にはいっしょに入院していたママさんたちがいて、
少しお喋りを楽しんだ。

息子の番がきて、体重をはかってもらった。
その結果に私は驚いた。
減っていたのだ。
4日前にはかったときは3205gだった。
だから、今日は少なくとも3300gくらいにはなっている。
そう思っていた。
ところが、結果は3195g。
今まで、必ず増えていた体重が、はじめて減っていた。

それでも、退院時からの体重増加は
一日当たり23gあった。
そして、それ以外に目立っておかしいところがなかった。
先天性肥厚性幽門狭窄症かどうかがわかるという
「触診」もしてもらったが、何も問題はなかった。
「前に体重をはかったのは4日前ですね。
 なら心配ありません。
 赤ちゃんの体重は、毎日増えるとは限りません。
 いろいろな要素によって減ることもあるものですよ」
体重が減ったことについてはそれだけで終わってしまった。

もちろん、「生後1週間~1ヶ月」に記した気になることは、
小児科の先生にも看護士さんにも話した。
しかし、どれも病気の症状としては認められなかった。
先生はこう言った。
「そういう授乳中のトラブルは私ではなく、
 看護士に相談してください」

そして看護士さんからは次のように言われた。

①授乳のとき、しかめっつら
→そういう子もいますよ

②授乳中の息子の姿勢が不自然
→お母さんも赤ちゃんも授乳にまだ慣れていないから
 力みすぎているんでしょう

③喉からヒューヒューゼイゼイという音が聞こえる
→赤ちゃんはまだ気管も細いので、
 そういうことはよくありますよ

④授乳のとき、「うー」とうなる
→姿勢が悪くて、ときどき苦しくなるのかな。
 そういうときは、体勢を変えてあげてください

⑤ミルクを与えた直後、怒ったように泣く
→ミルクが足りないんでしょう。もっとあげてください

⑥おっぱいを吐くことが多い
(これに関しては、授乳前の体重よりも、
 授乳後の吐いた後の体重の方が低くなったことが
 あったので、そのことも話した)
→赤ちゃんはみんな吐くんですよ。
 吐いた後、機嫌がいいなら大丈夫です。
 授乳前と授乳後で体重が減ったのはたまたまでしょう。
 おっぱいを飲むのってカロリーを使いますから、
 それで減ったんですよ

そして看護士さんは、
「体重の増えが悪いのはおっぱい不足」
「ミルクを授乳のたびに50㏄与えてください」
「一回の授乳に時間をかけすぎないこと。
 右・左・右・左と、5分×4。 合計20分でやめてください」
「一週間後、私に電話で赤ちゃんの体重を教えてください」
という最悪の指導を私にした。

が、最良のアドバイスもしてくれた。
母乳相談室(桶谷式乳房管理法)の
Sさんの連絡先を教えてくれたのだ。
およそ1ヶ月後、私はその人を訪ねることになる。

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息子は、まず生後6ヶ月のときに
胃食道逆流症であることがわかりました。
そして生後7ヶ月のときに
先天性肥厚性幽門狭窄症であることがわかりました。

胃食道逆流症と診断された日、
家に帰ってからネットで調べてみました。
すると、私が気付いた6点すべてを
症状として挙げているサイトがありました。
どこのサイトだったかわからなくなってしまって、
紹介できないのが残念なのですが、
苦しそう・反る・ゼイゼイするというのは、
逆流したおっぱいやミルクが気管に入って
苦しいのだそうです。
そして、吐いたあとにケロッとしているというのも
胃食道逆流症の特徴だそうです。

胃食道逆流はほとんどの赤ちゃんが、
(軽度ですが)起こしているのだそうです。
私が気になるといった症状を
小児科の先生が気に留めなかったのも、
看護士さんが元気だから大丈夫と考えてしまったのも
そのせいなのでしょう。

さて、健診で小児科の先生がしてくれた「触診」ですが、
当時、雑誌や本やネットで調べると、どこをみても
「肥厚性幽門狭窄症は触診でわかる」と書いてありました。
私は比較的早い段階で「ミルクをよく吐くなあ」と感じ、
いろいろと調べたことがあったのですが、
「触診でわからない場合がある」とは
書かれていなかったのです。
今、あらためてネットで検索してみると、
むしろ「触診でわかる」と書いているところが
ほとんど見当たらなくて、ホッとしました。

最後にミルクの足し方ですが、
「授乳のたびに50㏄与える」という足し方は、
絶対にやめてください。
生後1~2ヶ月で2、3時間おきに
ミルクを50㏄も飲んでいたら、
満腹でおっぱいを飲むことができなくなってしまいます。

どうしてもミルクを足すなら、
夜から朝までの間は避けること。
できれば夕暮れ泣き・たそがれ泣きの時間帯がいいです。
夜から朝にかけてのおっぱいは一番良く出るものですし、
翌日以降のおっぱいの量に大きく影響します。
それに対し夕方のおっぱいは、
一般的に出が悪くなるそうです。
なぜなら、一日の疲れが
もっとも出る時間帯だからだそうです。
赤ちゃんも機嫌が悪く、ママさんも疲れている。
その時間帯にミルクを足すのが一番いいのです。
今回は、作品紹介はお休みして、
息子が生後1週間から1ヶ月になるころの話を書きたいと思います。
よろしくおつきあいください。
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まだ母乳の出がいいとはいえない私は、看護士さんから、
できればベビースケールで授乳のたびにおっぱいの量をはかるようにいわれた。
スケールはレンタルすることにしていたので、
それ自体はなんの問題もなく実行できた。

退院直後、息子が生後1週間のころ、
私のミルクの足し方は次のようなものであった。

朝7時から翌朝の7時までの授乳の記録をとり、
一日に飲んだおっぱいの量から不足分を割り出す。
割り出した不足分を翌朝までに、一回60~70ccのミルクで補う。

ミルクを足す回数は、なるべく少なくするようにした。
初めの1週間くらいは、一日に補うミルクは200cc前後で、
一日3回程度に分けて与えていた。
そのやり方で、息子の体重は退院後の一週間で215g増えた。
1日平均30g増えていたわけで、体重の増加は順調だった。

おっぱいの出もよくなってきていた。
生後10日では、1回でのめるのは30~40ccであったが、
生後2週間のころになると、一回に50ccほど飲んでくれることもあった。

生後3週間のころ、息子の体重は3日で70g増えた。
一日23gほどの増加である。
おっぱいの方は、一回で55㏄飲んでくれることもあり、
近い将来、完全母乳になれるのではないかという期待がふらんできた。
しかし、気になることも出てきた。

授乳のとき、息子はいつもしかめっつらだった。
ポスターなどでみかける授乳中の母子は、微笑みながら見つめあっている。
なのになぜ息子は、目をあわせようとせず、どちらかというと少し苦しそうな顔で
おっぱいを飲んでいるのか、疑問だった。

授乳中の息子の姿勢が不自然であった。
反り返ったような姿勢をとるのだ。
ただ、この姿勢は授乳中に限らなかった。
寝ているときも反り返って寝ることは多かったし、
抱っこをするときは、必ずといっていいほど、息子は反り返った。

授乳のとき、喉からヒューヒューゼイゼイという音が
聞こえる
ようになった。
そしてこの音は、授乳をしていないときにも聞こえることが出てきた。

授乳のとき、「うー」とうなることがあった。

ミルクを与えた直後、怒ったように泣くことが増えた。

おっぱいを吐くことが多いように思えた。
ただ、「噴水のように」吐いているようには見えなかった。
授乳の後には必ずゲップをさせていたが、口の端からツーと垂れたり、
ちょっと動かしたときに「コポッ」という感じで吐いた。
いつのまにか布団や服がぬれていることもあった。
また、吐いた後の機嫌も悪くなかった。
むしろ、ケロッとしていて、どちらかというと機嫌が良いように見えた。

あと4日で生後1ヶ月になるというときに、二日連続で
おっぱいを一回で60~65㏄のんでくれたことがあった。
あと2日で生後1ヶ月というとき、体重は6日で170g、
一日平均28g増えていた。
順調だと思った。
4日後の1ヶ月健診が楽しみになった。

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まず、ベビースケールですが、必要ないと思います。
私の場合、いろいろな育児書を見て、
週に一度、赤ちゃんの体重を量る為にレンタルしました。
でも、普通の体重計に赤ちゃんを抱っこした状態で乗り、
自分の体重を引く、というので十分だと思います。

それから、授乳のたびにおっぱいの量をはかるのも、必要ありません。
私の場合、看護士さんの指導でやむを得ずそうしましたが、
母乳に関する知識が乏しい方だったのだろうと思います。
今ならわかりますが、授乳のたびにおっぱいの量をはかっていたら、
出るものも出なくなってしまうでしょう。

次に「産後1週間」の方でも書きましたが、
赤ちゃんの体重の増えについては、
一日平均15g以上増えていれば大丈夫です。
またおっぱいについては、一回で30cc出ていれば、
あとは回数を増やすことでなんとかなるそうです。


ですから、本当に母乳で育てたいと思っている方は、
母乳育児を心から支援してくださる、
母乳にくわしい小児科医をさがしてください。
私の息子は生後3か月のころ、乳頭混乱を起こしました。
にもかかわらず、もうすぐ3歳になるという今もなお、
「おっぱい、おいしい」といっておっぱいを飲んでくれています。

これは、日本ラクテーション・コンサルタント協会
(NPO法人)に参加している小児科医の先生が力を貸してくださったおかげです。
だれでもできる母乳育児」はその先生がすすめてくださった本です。
もし時間があるなら、パラパラとでもいいから読んでみてください。
今回は、作品紹介はお休みして、
出産直後の話を書きたいと思います。
よろしくおつきあいください。
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「できる限り、母乳で育てたい」
妊娠直後から、ずっとそう思っていた。

ほぼ丸一日絶食状態での緊急帝王切開だったため、
疲労と空腹と子宮の収縮による痛みで
私は身動き一つできない状態だった。

ところが、息子が部屋にやってきた途端、
起き上がることも、歩くことも、
2時間おきの授乳も全く苦じゃなくなった。

看護士さんも同室のママさんも私のその変わりように驚き、
「すごい赤ちゃんパワー!」と笑っていた。

でも、実は2回ほどふらつき、転びそうになったことがある。
気持ちに体力が追いつかなかったのだろう。
そのうちの1回は、息子を抱っこしているときだった。
ケガをさせずにすみ、本当によかったと思っている。


さて。
出産直後の5日間。
一回の授乳で飲んでもらえたおっぱいの量は
5cc~10ccくらいだった。
乳首はもちろん、息子の頭を支える手首も
痛くてたまらなかった。
けれども少しでも多く息子におっぱいを飲んでもらいたくて、
おっぱいばかりしていた。

入院していた部屋でもおっぱいをしていたが、
息子の泣き方がひどいときは、
同室のママさんと赤ちゃんに申し訳ない。
そう思って新生児室の横の部屋に行き、おっぱいをした。

そこでは、おっぱいができるだけでなく、
看護士さんや他のママさんたちとおしゃべりもでき、
1時間以上もおっぱいをしていることがよくあった。
「まだおっぱいしてたんですか。休まないとだめですよ」
若い看護士さんにそう注意されることが何度もあった。

この言葉も、真だったのだと思う。

しかし、もう一人の熟練看護士さんの、
「泣いたらとにかくおっぱい。泣きやむまでおっぱい」

この言葉はそれ以上の真だったと思う。

そして、その両方の真を実現できる技を、
産後4日目に、ある看護士さんが指導してくれた。

添え乳だった。

これは本当によかった。
はじめは慣れないので、肩がこる感じがしたが、
2、3回もすれば自然な形でできるようになった。
息子は寝ながらずっと吸い続け、
2時間くらい熟睡してくれることもあった。

この添え乳の効果もあったのだと思う。
1週間後には一回の授乳で30~40ccほど
飲んでもらえるようになった。
少しずつではあるが、おっぱいの量は増えていた。
それはとても嬉しいことだった。
けれど、息子の体重の増えはあまりよくなく、
産後7日目、看護士さんの指導で
少しミルクを足すことになった。

「おっぱいがもっと出るようになれば、
 いつでもやめられますから」

そんな言葉を疑いもなく信じてしまった私がいた。

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授乳のスタイルについては、
ママさんの身長・おっぱいの大きさ・形、
また赤ちゃんによっても合う合わないがあると思います。
ですから、いろいろ試した方がいいと思います。

私の場合、添え乳もよかったのですが、
フットボール抱きでの授乳もよかったですね。
手首への負担が少ないし、普通の横抱きや縦抱きより、
飲んでくれる量も多かったのです。

赤ちゃんの体重の増えについては、
一日平均15g以上増えていれば大丈夫です。
おっぱいについては、一回で30cc出ていれば、
あとは回数を増やすことでなんとかなるそうです。


私もでしたが、この数値を知らないばっかりに、
ミルクを足し続けることになってしまうママさんは
多いのではないでしょうか。
看護士さんも悪気はなく、本当に心配して
ミルクを足すことを勧めているのだと思います。
でもこれから出産というママさんたちは
看護士さんが、母乳専門の方とは限らないということを
よく認識しておく必要があると思います。

もし時間があるなら、パラパラとでもいいから
だれでもできる母乳育児」を読んでみてください。
のちに、息子の先天性肥厚性幽門狭窄症
治療してくれた先生が私にすすめてくださった本です。
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